逆 投 票

R2.2.16更新

 選挙で、信頼できる人に投票するだけでなく、この人だけは当選して欲しくないと思うことはないですか。

 若者の政治離れや選挙の投票率の低下が言われて久しいが、状況は何年経っても変わらない。
嘘で塗り固めた不誠実な政治家や、政治を私物化する政治家が後を絶たない。これらの政治家にぶら下がって甘い蜜を得ている人が多く、この人達が甘受した財力をもって再び選挙戦を勝ち取る。このような現状を見ると、真剣に候補者を見極めて投票しても無駄ではないかと思ってしまう。

 誰に投票しようかと迷って決められない時に、この人だけは当選して欲しくないとハッキリ意思表示出来る仕組み(逆投票)があれば、低迷している投票率も上がるのではないか。

★選挙区での投票では、従来の白色の投票用紙は辞退して、別途赤色の投票用紙を受け取り、そこに当選させたくない候補者の氏名を記入する。白色の得票数(支持票)から赤色の得票数(不支持票)を差し引いた数を真の得票数とする。

 

★現選挙制度では、他の選挙区の議員だと選挙で落選させようと思っても不可能である。そこで、最高裁判所裁判官の国民審査のように、辞めさせたい首相や大臣、あるいは国会議員の名前を(赤色の投票用紙に)記入する。例えば、首相に10万票の得票があれば、そこから、<全国の不支持得票数>×<その選挙区の有権者数÷全国の有権者数>を差し引いた数を真の得票数とする。
他の選挙区の有権者も自分のことを見ていると分かれば、権力の私物化としか思えないお友達政治や独裁政治に抑制効果が期待できるのではないか。